冷凍倉庫サービス
食品の品質を守る冷凍倉庫サービス
全国ネットワークで安定供給とスピード納品を実現
SBSフレックは、全国に冷凍倉庫網を展開し、食品メーカー・外食・小売業の冷凍物流を支えてきました。冷凍保管から仕分け・配送まで一貫対応できる体制を整え、商品の特性に合わせて温度管理や作業工程を最適化しています。多様なニーズに応じた柔軟な運用で、品質を守りながら安定した供給体制を実現しています。

冷凍倉庫の委託でよくあるお悩み
冷凍倉庫に物流業務を委託する企業では、「温度管理の安定性」や「作業効率」「コストの見通し」などに課題を抱えるケースが多く見られます。庫内温度が一定に保てず品質が変化してしまう、繁忙期に冷凍倉庫の保管スペースが不足する、流通加工や出荷業務を一括で任せられない――こうした問題は日常的に発生します。代表的な例には以下のようなものがあります。
-
冷凍倉庫での温度管理が不安定・品質劣化が起きる
冷凍倉庫では、わずかな温度変化が品質劣化に直結します。
SBSフレックの冷凍倉庫は、高精度センサーによる24時間監視体制を導入し、庫内温度を常に一定に維持。異常検知時には即時アラートが発信される仕組みを整え、食品や原料などを安全に保管します。 -
冷凍倉庫の保管スペースが繁忙期に足りない
季節変動や需要増加により、冷凍倉庫のスペース不足に悩む企業は少なくありません。
SBSフレックは全国に冷凍倉庫ネットワークを持ち、一時保管から長期保管まで柔軟に対応。繁忙期・閑散期に合わせた効率的な保管計画を提案します。 -
冷凍倉庫内の作業効率が悪く、出荷が遅れる
低温環境では作業効率が下がり、ピッキングや仕分けの遅延が発生しやすくなります。
SBSフレックの冷凍倉庫では、熟練スタッフとマテハン機器の導入により、低温下でも正確かつスピーディーな出荷体制を構築。庫内作業を効率化し、リードタイム短縮を実現します。 -
冷凍・冷蔵・常温の倉庫を分けて管理している
商品温度帯ごとに倉庫が分かれると、在庫や輸配送の管理が煩雑になります。
SBSフレックでは、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)に対応した倉庫を運営。1拠点で複数温度帯の保管・出荷も承れるため、業務効率と在庫精度が大幅に向上します。 -
冷凍倉庫での流通加工ができず、他拠点対応が必要
一部の冷凍倉庫は保管専門で、セット組みやラベル貼付などの流通加工が行えません。
SBSフレックでは冷凍環境下での流通加工に対応しており、再凍結や品質変化を防ぎながら、ピッキング・仕分け・包装作業などを実施できます。作業と保管を同一拠点で完結させることで、リードタイムを短縮します。 -
冷凍倉庫と配送業者の連携が取れず在庫回転が悪い
保管と輸送を別々に管理すると、調整の遅れや積み込みミスが起こりやすくなります。SBSフレックは、自社で冷凍・冷蔵品に特化した配送ネットワークを保有しており、倉庫と輸配送を一体で運用。冷凍倉庫からの出荷から店舗・センター納品までをスムーズに連携します。さらに、SBSグループ全体の物流網とも連携することで、全国エリアへの安定した供給や大規模案件にも対応可能です。
-
冷凍倉庫のコスト構造が複雑で見えにくい
冷凍倉庫の運用では、保管・作業・輸送をそれぞれ別の業者に委託するケースも多く、費用が分かれて計上されるため、全体のコストを把握しにくいことがあります。SBSフレックでは、冷凍倉庫での保管・作業・配送を自社グループ内で一括管理し、物流プロセスを可視化。業務内容に応じた最適なコスト設計を提案し、冷凍倉庫の利用効率を最大化します。
SBSフレックの冷凍倉庫 特長
-
F級冷凍庫(JIS規格に基づく-20℃以下の冷凍帯)を多数保有
業務用冷凍食品の保管に適したF級冷凍庫を全国各地に配置し、安定した温度帯での品質維持を実現します。
-
自動ラック、移動ラックによる高効率保管
限られた冷凍スペースを有効活用できる自動ラック・移動ラックにより、多品種・大量冷凍保管にも柔軟に対応します。
-
24時間温度監視、異常アラート
冷凍庫内温度は365日24時間体制でモニタリングされており、異常時には即時アラートで迅速な対応を可能としています。
-
HACCP対応、食品安全衛生管理体制
食品衛生管理の国際基準であるHACCPに準拠した運用体制を整備し、安心・安全な冷凍保管環境を提供しています。
-
停電対策(予備電源・緊急対応体制)
停電時も冷凍状態を維持できる予備電源を確保しており、緊急時にも食品の品質を守る冷凍保管体制を整えています。


冷凍倉庫 取扱品目例
冷凍倉庫では、温度管理が必要なさまざまな食品を取り扱っています。以下は当社冷凍倉庫で対応可能な品目の一例です。
加工食品原料(業務用冷凍肉・魚介・野菜・果実・卵製品など)/ 冷凍弁当・おかず惣菜類 / アイスクリーム・冷凍スイーツ・デザート / 中間加工品(冷凍パン生地、ピザクラスト、冷凍ホイップ、冷凍麺類、揚げ調理済み食品など)
冷凍倉庫 保管+付帯サービス
冷凍倉庫では単なる保管だけでなく、出荷形態に応じた流通加工や在庫管理など、さまざまな付帯サービスにも対応しています。ピッキングやラベル貼付といった作業にも柔軟に対応し、効率的かつ高品質な出荷体制を構築します。
-
ケース単位・バラ単位の入出庫
商品の保管形態に応じて、ケース単位からバラ単位まで柔軟に入出庫対応が可能です。多品種少量出荷にもスムーズに対応します。
-
流通加工(詰め合わせ・ラベル貼付・ピッキング)
販促セットの詰め合わせや店舗別のピッキング、商品ラベルの貼付など、出荷先や販路に合わせた加工業務を倉庫内で対応します。
-
クロスドック対応(センター通過型の集約・仕分け)
各地から届く商品を倉庫内で一時集約・仕分けし、迅速に出荷。在庫を持たずに効率的な納品を実現します。
-
在庫管理システム連携(WMSとの接続実績あり)
WMS(倉庫管理システム)とのデータ連携により、在庫状況や出荷ステータスをリアルタイムで管理。精度の高い運用が可能です。
-
温度帯変更
冷凍から冷蔵など、商品の特性や配送条件に応じた温度帯変更にも対応。品質を保ったまま最適な状態で出荷します。


拠点と対応エリア
全国に展開する冷凍・冷蔵対応の物流センターを活用し、地域特性や商流に応じた柔軟な運用が可能です。保管拠点での仕分け・流通加工に加え、幹線輸送や店舗・センターへの納品体制を組み合わせることで、最適なコールドチェーン構築を支援します。以下は当社の代表的な冷凍倉庫です。
冷凍倉庫サービス事例
SBSフレックでは、食品メーカーや外食チェーン、コンビニエンスストアなど、食品業界の多様なニーズに対応した冷凍倉庫サービスを展開しています。以下はその一例です。



