冷凍物流(フローズン)
冷凍食品を融解させない物流オペレーションを展開
温度データのトレーサビリティで管理レベルアップ
冷凍食品の国内消費量は、この約40年で6倍にも膨れ上がりました。
ここ数年、消費量の伸びは、海外生産品の中毒事件発生や国産回帰などの影響で鈍化しつつあるものの、核家族化や少子高齢化といったライフスタイルの変化を受けて、中長期的にみれば、冷凍食品の需要は今後も拡大していくことが見込まれております。 それに伴い、冷凍物流(フローズン物流)に対するニーズも徐々に拡大してきました。

製品特性に応じた冷凍物流サービス
SBSフレックではこれまで、食品メーカー様、卸売業様、小売業様など冷凍食品を生産・販売する様々な企業様に、物流センター運営や輸配送といった物流機能をご提供してきました。取り扱いアイテムは冷凍食品やアイスクリームをはじめとする氷菓など多岐に渡り、それぞれの製品特性に応じた低温物流の管理ノウハウを蓄積しております。
徹底した低温管理で、融解による商品劣化を防止
冷凍食品の物流オペレーション上で細心の注意を払うべきは、作業途中でお預かりした製品を融解させないことです。融解は製品の風味や品質の劣化につながるためです。SBSフレックでは、製品ごとに規定されている管理温度を維持した状態で物流オペレーションを実行するため、物流センターの庫内温度や配送車両のコンテナ内温度を常にモニタリング。温度管理の履歴情報をお客様にフィードバックするための情報システム導入などに取り組んでおります。

SBSフレック 冷凍物流の強み
1. 全国を網羅する冷凍配送ネットワーク
全国をカバーする物流網と、グループ連携による自社便+協力会社便のハイブリッド体制により、冷凍食品の店舗配送・センター間輸送・個配まで幅広く対応。車両・人員の確保力を強みに、繁忙期や緊急時にも柔軟な対応が可能です。365日稼働の運行体制と、出荷条件に応じたルート・便設計により、多様な業種に最適な物流を実現します。

2. 厳格な温度管理体制と施設設計
冷凍車両・冷凍倉庫には、温度自動記録装置やエアシェルター、急速冷凍機などを完備し、庫内温度の変動リスクを最小限に抑える設計を採用。24時間の温度モニタリングと異常検知アラートにより、現場対応も迅速。現場監査や従業員教育も継続し、品質を守る仕組みを徹底しています。

3. 独自の品質管理・トレーサビリティシステム
温度や工程の情報をデジタルで一元管理し、商品ごとの履歴を正確に追跡。出荷先からの問い合わせにも即座に対応できるほか、万が一の際にも原因の特定と対応が迅速に行えます。実績確認や帳票出力、アラート通知などの機能も備え、運用の透明性と品質保証を両立した体制を構築しています。

冷凍物流 当社取扱製品の一例
-23℃以下
アイス製品 / 冷凍食品 / 冷凍鮮魚商品 / 冷凍精肉 / 冷凍果汁系原料 / 冷凍野菜 / 冷凍フルーツ / 冷凍洋・和菓子 / 冷凍パン生地・ベイク前生地 / 冷凍調味料原料 など






低温物流 温度帯
