食品物流

3温度帯物流をカバーできる食品物流に特化した3PL会社
全国ネットを武器に物流アウトソーシングを受託

私たちSBSフレックは、食品物流に特化し、ドライ・チルド・フローズンの3温度帯すべてに対応できる数少ない3PL会社です。旧・雪印物流時代に構築した輸配送サービスの全国ネットワーク、物流拠点(物流センター)網を、SBSグループ加入後には、さらに充実させ、現在、メーカー様、卸売業様、小売業様など食品を取り扱う様々なプレーヤーの皆様にご利用いただいております。

3PLとは?

食品物流インフラを整備

近年、消費者の「食の安心・安全」に対する関心が高まりつつあるのを受けて、食品物流の管理レベルの向上、具体的には、物流段階における温度管理の徹底が求められるようになりました。SBSフレックでは、こうした消費者および食品の供給サイドのニーズに的確に対応すべく、配送トラックの改良、物流施設の改修・新設、情報システムの導入、各種認証の取得など、同業他社に先駆けてハード・ソフト面での充実化を図ってきました。また、お客様の物流コスト削減ニーズにお応えするため、全国の事業部・営業所においては小集団活動を通じた業務改善を継続的に推進しております。

食品通販物流ニーズにも積極的に対応

また、近年では、新型コロナに伴う「巣篭もり消費」の拡大など背景に、温度管理を必要とする食品を対象にした通販ニーズが急成長しているのを受けて、それに対応すべく物流サービスの機能強化やメニュー拡充にも力を注いでおります。メーカー様、卸様向けの大量一括での物流対応のみならず、D2C(ダイレクト・トゥー・コンシューマー)など消費者向け、店舗・事業所向けの多頻度小口物流への対応力も高めています。

「食品通販物流」の詳細はこちら

業界トップの食品物流ノウハウ

私たちSBSフレックは、雪印グループの物流子会社として乳製品など管理の難しい日配品のチルド物流のオペレーションノウハウを蓄積してきました。約50年に及ぶ実務経験を通じて習得した食品物流のノウハウは、業界トップクラスの水準にあると自負しております。
センター運営食品配送食品通販物流などのSBSフレックの物流インフラ・サービスをいただくことで、お客様は時代のニーズに合致したコールドチェーンを構築できるはずです。

私たちSBSフレックの物流アウトソーシングの受け皿としての能力・実力・経験などは、以下のページよりご確認いただけます。

SBSフレックの食品物流・3温度帯物流

食品物流とは?

こちらでは、食品物流の基本から、目的とその重要性、具体的な食品物流サービスの内容や、食品物流において重要とされる日時とコスト管理について、そして、活用事例などをご紹介しております。

食品物流とは? - 基本の理解

食品物流とは、食品を生産地から消費者に届けるための一連の物流プロセスを指します。具体的には、食品の調達、輸送、保管、分別、包装、配送などがあります。食品物流の主な目的は、食品を新鮮かつ安全な状態で消費者に届けることにあります。

SBSフレックの物流サービス

食品物流サービスの提供先の例とその主な内容

  1. 農業生産者

    収穫した農作物を市場や加工施設に運ぶための食品物流サービス

  2. 食品製造業者

    原材料の調達から製品の出荷までの食品物流管理

  3. 食品卸売業者

    大量の食品を仕入れて、各小売店に分配するための食品物流サービス

  4. 小売業者

    スーパーやコンビニエンスストアなど、消費者に直接販売するための食品物流サービス

  5. レストラン・飲食店など

    食材や飲料の配送サービスとしての食品物流

これらの食品物流は、各提供先の企業の需要に応じてカスタマイズされますが、食品の鮮度と安全性を確保しつつ、信頼性の高い供給を実現することを目的としている部分は共通しています。

食品物流の目的と重要性

食品物流は、食品産業全体の中で極めて重要な役割を果たしています。以下に、食品物流の主な目的と、それが確保されていない場合に起こる具体的なリスク、そしてそれを防ぐために食品物流がなぜ重要なのかをご説明します。

SBSフレックの物流サービス
  • 新鮮さの維持

    食品は生鮮品であることが多く、その品質は時間とともに劣化します。こういった特色ある製品の鮮度を保ち、消費者に高品質な食品を提供することが重要です。仮に食品物流が適切に行われない場合、例えば、生鮮野菜や果物が腐敗しやすくなり、消費者に劣化した状態で届いてしまうリスクがあります。また、鮮魚や肉類が新鮮さを失うことで、消費者の満足度が低下します。こういったリスクを防ぐためにも、食品を迅速かつ効率的に移動させ、新鮮さを維持することを目的とした食品物流は重要になります。

  • 安全性の確保

    食品は消費者が口にするものです。これらが汚染されることなく、安全に消費者に届けられることは重要です。食品物流が不十分だと例えば、冷蔵食品が適切に温度管理されずに輸送されることで、細菌の繁殖が促進されます。また、輸送中の衛生管理が不十分な場合、食品が汚染され、消費者が食中毒になるリスクが増大します。こうしたリスクを防ぐために、食品物流は冷蔵や冷凍設備を使用し、厳格な衛生管理を行うことが不可欠なのです。

  • 効率的な流通

    食品は賞味や消費に期限が設けられており、消費者に届くまでに迅速かつコスト効率の良い流通を実現することが重要です。食品物流が効率的でないと例えば、輸送時間が長くなり、食品の品質が劣化します。また、流通コストの増加は、最終的に食品の価格上昇に直結します。これらは当然、顧客満足度の低下に繋がります。こういった問題を防ぐためにも、食品物流は迅速かつ効率的な流通を実現することが不可欠です。

  • 適切な在庫管理

    食品供給の安定を図ることは社会にとって不可欠です。食品物流において在庫管理が適切でないと例えば、賞味期限切れの食品が増え廃棄コストが上昇する、供給不足が発生し顧客満足度が低下する、過剰在庫で保管スペースや資金が無駄になる、古い在庫が適切に処理されず劣化するどの問題が発生します。こういった問題を防ぎ、消費者に安定して食品を供給するためにも、食品物流においてリアルタイムの在庫管理システムや定期的な棚卸しなどの対応が重要になります。

  • 顧客満足度の向上

    消費者および発注企業の満足度を高めることも、高品質な食品物流サービスの維持には重要になります。食品物流が適切に行われることで、消費者は常に新鮮で安全な食品を受け取ることができ、提供企業への信頼も向上します。また、荷主企業はタイムリーかつ正確な食品物流サービスを受けることで全体の業務効率が向上して、満足度が高まり、継続した食品物流サービスの維持と確保が可能になるのです。

  • 経済の活性化

    食品物流が円滑でないと、例えば、生産者から消費者への供給チェーンが滞り、経済活動が低下するリスクがあります。食品の流通が効率的でないと、企業の利益が減少し、経済の活性化が阻害されます。こうした問題を防ぐためにも、食品物流は経済の重要な一環として、効率的な流通を支える役割を担います。

このように、食品物流は食品の新鮮さと安全性を確保し、効率的な流通を実現することで、消費者と企業の両方に大きな利益をもたらします。食品物流は現代社会において不可欠な要素であり、その重要性はますます高まっています。

提供される具体的な食品物流サービスについて

食品物流サービスの提供先の例とその主な内容

  1. 食品調達物流

    食品調達物流は、生産地や供給元から食品を収集し、適切な方法で輸送する食品物流サービスです。例えば、農場で収穫された新鮮な野菜や果物を、迅速に加工施設や市場に運ぶことなどがあります。食品調達物流では、食品の品質を保つために適切な包装や梱包を行い、輸送中のダメージを防ぎます。また食品物流業者は、生産者との密な連携を保ち、収穫スケジュールに合わせた効率的な輸送計画を立てるなどのサービスを行うこともあります。

  2. 冷蔵・冷凍物流

    冷蔵・冷凍物流は、温度管理が必要な食品のために、冷蔵・冷凍車両や保管施設を提供する食品物流サービスです。冷蔵食品や冷凍食品、例えば肉類、乳製品、冷凍野菜などは、特定の温度範囲で保管・輸送される必要があるため、最新の温度管理技術などを活用して、食品が常に適切な温度で保たれるよう監視される必要があります。また、冷蔵・冷凍物流では設備の定期メンテナンスも重要になります。定期的なチェックや検査にて、故障やトラブルを未然に防ぐことで、温度管理の信頼性を維持し続け、食品の品質と安全性を保つことが必要です。

  3. 食品保管サービス

    食品保管サービスは、食品を適切な環境で一時保管する食品物流サービスです。例えば、倉庫には温度・湿度管理システムが導入されており、食品の種類や特性に応じた保管条件が設定されています。食品が入庫される際には、品質チェックが行われ、適切な保管エリアに振り分けられます。また、保管期間中も定期的な品質検査が実施され、食品の劣化を防止するなどの必要もあります。さらに、在庫管理システムを導入し、リアルタイムで在庫状況を把握するなども含まれます。

  4. 仕分け・包装

    仕分け・包装サービスは、注文に応じて食品を分別し、適切に包装する食品物流サービスです。例えば、小売店からの注文に基づき、大量の食品を個別の商品単位に分ける作業などがあります。仕分け作業では、食品の種類や品質に応じた取り扱いが求められ、専門的な技術と知識が必要です。包装作業では、食品の鮮度を保ち、輸送中の損傷を防ぐために、最適な包装材料と方法が使用されます。さらに、環境に配慮したエコ包装を取り入れるなど、世情に応じた対応も求められるようになっています。

  5. 食品配送サービス

    配送サービスは、食品を指定の場所に届けるための配送ネットワークを提供する食品物流サービスです。小売店、レストラン、家庭など、様々な配送先に対応するために、効率的なルート計画と配送スケジュールを組む必要があります。配送車両は、食品の種類に応じた温度管理設備を備えており、配送中も品質が維持されることが重要です。また、リアルタイムで配送状況を追跡できるシステムを導入し、配送の正確性と透明性を高めることなども挙げられます。緊急配送や特急配送など、顧客のニーズに応じた柔軟なサービスを求められることもあります。

食品物流における日時管理

食品物流では、食品を安全に消費者に届けるために「日時の管理」が不可欠です。日時管理は、食品の品質を維持し、鮮度を保つだけでなく、食品廃棄のリスクを最小限に抑えるための重要なプロセスです。適切に管理されていない場合は、食品の劣化や、消費者の健康被害、またそれによる法的なリスクや企業の信頼性の低下など、様々な問題を引き起こしかねません。こういった問題を防ぐための食品物流における日付と時間管理の対応例を以下に挙げます。

食品物流における日付と時間管理の対応例

  • 在庫管理システムの導入

    リアルタイムで製造日、加工日、賞味期限、消費期限などを管理できるシステムを導入し、期限切れの食品が流通しないようにする。

  • ラベリングの徹底

    食品の製造日、賞味期限、消費期限を明確に表示するラベルを徹底し、全てのパッケージに正確な情報を提供することで、取り扱いミスを防ぐ。

  • 先入れ先出し(FIFO)

    先に入庫した食品から先に出庫するルールを徹底し、古い在庫が残らないようにする。

  • ピッキング精度の向上

    バーコードスキャナーやRFIDリーダーを活用して個々の食品の製造日時を正確に追跡し、ピッキングミスを減らして正確な在庫管理を実現する。

  • 定期的な棚卸し

    定期的に在庫のチェックを行い、期限が近い食品を優先的に出荷する。

  • 教育とトレーニング

    従業員に対し、定期的なトレーニングプログラムを実施し、日付管理の重要性、最新の管理技術や安全対策についての知識を教育する。

  • フィードバックシステム

    消費者、小売業者、流通業者、生産者、規制当局、従業員などからのフィードバックを収集し、問題が発生した場合には迅速に対応する。

  • 緊急時対応マニュアルの策定

    在庫管理ミスが発生した際に迅速に対応できるよう、緊急時対応マニュアルを作成し、従業員に徹底させる。

食品物流におけるコスト管理

食品物流において、コスト管理は企業の収益性と効率性を維持するために不可欠です。コスト管理は、物流全体の効率を向上させ、無駄な支出を削減し、企業の競争力を高めるための重要なプロセスとなります。適切に管理されていない場合、過剰な物流コストが発生し、製品価格の上昇や利益の減少、さらには企業の持続可能性に悪影響を及ぼす可能性があります。こういった問題を防ぐための食品物流におけるコスト管理の対応例を以下に挙げます。

食品物流におけるコスト管理の対応例

  • 効率的なルート計画

    物流ルートを最適化し、無駄な移動を削減することで、輸送コストを削減します。

  • 物流拠点の見直し

    複数の食品物流センターを統合し、運営コストを削減して効率的な物流管理を実現します。

  • 先入れ先出し(FIFO)

    先に入庫した食品から先に出庫するルールを徹底し、古い在庫が残らないようにする。

  • ピッキング精度の向上

    バーコードスキャナーやRFIDリーダーを活用して個々の食品の製造日時を正確に追跡し、ピッキングミスを減らして正確な在庫管理を実現する。

  • トレーニングプログラムの実施

    従業員に対して効率的な物流管理とコスト削減の重要性を教育し、継続的な改善を促します。

  • エネルギー効率の向上

    省エネ設備の導入や燃費効率の良い車両の使用を促進し、エネルギーコストを削減します。

  • 定期的なコスト分析

    物流プロセス全体のコストを定期的に分析し、コスト削減のための改善点を特定します。

これらの対応例を実施することで、食品物流におけるコストを効果的に管理し、効率的な物流運営を実現します。

食品物流において求められること

  1. 安全性と衛生管理

    食品物流において最も重要視されるのが、食品の安全性と衛生管理です。食品物流プロセス全体で、製品が衛生的な条件下で適切に取り扱われる必要があります。特に温度管理が要求される商品に対しては、冷蔵・冷凍の条件を適切にコントロールし、食品の品質を保つことが不可欠です。

  2. 迅速な配送

    食品物流サービスにおいて、食品の鮮度を保つためには迅速な配送が求められます。特に生鮮食品や冷凍食品など、消費期限や賞味期限などの時間に敏感な商品を扱う食品物流では、効率的なルートプランニングとスピーディな配送体制が必要となります。

  3. トレーサビリティ(透明性)

    食品物流プロセスにおけるトレーサビリティは、お客様が商品の配送状況をリアルタイムで把握できることを意味します。商品の位置や状態を追跡(トラッキング)できるシステムにて情報共有を行うことで、食品物流の各ステップにおいて透明性を保てるため、万が一の遅延や問題が発生した場合も迅速に対応可能となります。これによってお客様に安心な食品物流サービスのご提供が可能となります。

  4. コスト効率の最適化

    食品物流におけるコスト効率の最適化は、お客様にリーズナブルな価格でサービスを提供する上で欠かせません。これにおいてテクノロジーを最大限活用し、AIやIoTを利用したルート最適化、在庫管理、データ分析などを通じて、食品物流のコストを抑え、サービスの質を向上させます。

  5. カスタマーサポートの質

    食品物流サービスにおいて、カスタマーサポートはお客様とのコミュニケーションを担います。食品物流に関する各種の問い合わせや、トラブル時の迅速な対応はもちろん、アフターサービスにおいてもお客様をサポートするなど、質の高いカスタマーサポートは、お客様とのコミュニケーションを円滑にし、信頼関係を築く上での重要な要素です。

食品物流の活用事例

  1. 農業生産者

    食品物流を活用することで、収穫した農作物を市場や加工施設に迅速に運ぶことができるようになります。専用の冷蔵トラックを利用することで野菜の鮮度を保ち、消費者に高品質な商品を提供できるようになります。また、収穫量に応じた柔軟な配送スケジュールを組むことで、効率的な流通を実現して売上向上を目指すことが可能となります。

  2. 食品製造業者

    食品物流を活用して、原材料の調達から製品の出荷までの一貫した物流管理が可能になります。原材料は産地から直接冷蔵コンテナで工場に運ばれ、製造された製品は温度管理が徹底された配送センターを経由して迅速に各地の販売店に届けられるようになります。このように品質維持とコスト削減を両立させ、生産効率の大幅向上を実現します。

  3. 食品卸売業者

    食品物流を活用して、大量の食品を仕入れて各小売店に効率的に分配できるようになります。高度な物流センターの運営により、入荷した食品を自動仕分けシステムで迅速に分配し、冷蔵・冷凍倉庫で適切に保管することが可能になります。こういった配送の効率化により、小売店には常に鮮度の高い商品を提供できるようになりますので、信頼性の向上にも繋がります。

  4. 小売業者

    食品物流を活用して、消費者に常に新鮮な商品を提供できるようになります。自社の配送センターを設置し、各店舗の需要に応じた在庫管理を行うことで、注文があるたびに迅速に商品を補充できるようになります。また、冷蔵・冷凍車両を使った配送で、冷蔵・冷凍食品の品質が確保されますので、総合した顧客満足度の向上を実現することができます。

  5. レストラン・飲食店など

    食品物流を活用して、新鮮な食材と飲料を毎日確実に配送できるようになります。専門の食品物流サービスを利用することで、レストランの営業スケジュールに合わせて必要な食材を適切な温度を保ちながら確実に配送できるようになります。安定した品質の食材を使用できることで顧客満足度が向上し、リピーターの増加に繋がります。

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