フローズン(冷凍物流)
冷凍食品(低温食品)を融解させない物流オペレーションを展開 温度データのトレーサビリティで管理レベルアップ
冷凍食品の国内消費量は、この約40年で6倍にも膨れ上がりました。ここ数年、消費量の伸びは、海外生産品の中毒事件発生や国産回帰などの影響で鈍化しつつあるものの、核家族化や少子高齢化といったライフスタイルの変化を受けて、中長期的にみれば、冷凍食品の需要は今後も拡大していくことが見込まれております。 それに伴い、フローズン物流(低温物流)に対するニーズも徐々に拡大してきました。
製品特性に応じた冷凍物流サービス
SBSフレックではこれまで、食品メーカー様、卸売業様、小売業様など冷凍食品を生産・販売する様々な企業様に、物流センター運営や輸配送といった物流機能をご提供してきました。取り扱いアイテムは冷凍食品やアイスクリームをはじめとする氷菓など多岐に渡り、それぞれの製品特性に応じた低温物流の管理ノウハウを蓄積しております。
徹底した低温管理で融解による商品劣化を防止
冷凍食品の物流オペレーション上で細心の注意を払うべきは、作業途中でお預かりした製品を融解させないことです。融解は製品の風味や品質の劣化につながるためです。SBSフレックでは、製品ごとに規定されている管理温度を維持した状態で物流オペレーションを実行するため、物流センターの庫内温度や配送車両のコンテナ内温度を常にモニタリング。温度管理の履歴情報をお客様にフィードバックするための情報システム導入などに取り組んでおります。
低温物流 温度帯
低温物流 Q&A
冷凍食品は何℃くらいで管理すべきなのでしょうか?
当社の場合は-23℃以下としております。一般の冷凍食品に比べ、特にアイスクリームはより繊細な温度管理が必要になります。溶解の進んだアイスを再冷凍すると、食する際の舌触り(食感)が変わってきてしまうからです。当社は乳製品メーカーの物流子会社でしたので、とりわけアイスクリームの温度管理ノウハウは同業他社よりも豊富だと自負しております。