福祉施設向け冷凍物流サービス
福祉施設向けに介護食を安定供給
保冷食品の入出荷や配送を一元管理
倉庫運営から配送までをカバー
超高齢化社会を迎えて、日本国内で年々の需要が高まっている食品カテゴリーの1つに「介護食」があります。介護食は、食事を飲み込む力や噛む力が衰えてしまったお年寄りなどのために、柔らかく調理されていたり、誤嚥を防げる形状になっていたりする食品です。現在、多くの食品メーカーやスタートアップがこの分野に参入し、和洋中など様々なテイストの商品を市場に投入しています。
介護食には、常温、冷蔵、冷凍といった温度帯で管理される商品があります。当社は、この3温度帯への一括対応が可能であるため、ここ数年、介護食の物流管理を担う機会が増えています。具体的には、工場で生産された製品の工場〜物流センター間の輸送、入出荷など物流センターでの庫内オペレーション、介護施設・病院、店舗へのルート配送、個人宅への配送(宅配便利用など)といった物流業務を受託しています。
サービスの特徴
1.物流機器の導入による業務効率化
●お客様の物流特性に応じた物流業務の工程設計
●工程設計に併せたマテハン機器の導入設計
2.厳格な管理体制
●倉庫や車両内温度の温度推移をデータ管理し、商品品質を保持
●個口別に入っている商品種類と各商品数量を確認可能
3.温度管理商品の輸配送
●お客様のサプライチェーンに合わせた最適な輸送スキームを構築
●宅配便としてSBS自社・パートナー車両が利用可能
既存インフラ活用で迅速に仕組みを構築
当社は、食品流通向け(メーカー様、卸様、小売り様)に全国をカバーする倉庫・配送ネットワークを構築しています。介護食ビジネスを展開するお客様には、既存の低温物流インフラをご活用いただくことで、低コストで高品質な各種物流サービスをご利用いただいております。全国ネットワークを武器に、新たな物流システムのスピーディーな企画・立ち上げ(ローンチ)を実現できるのも、当社のセールスポイントの1つです。
また、近年は食品ECへの対応力も高めています。自宅で介護されている個人のお客様向けに商品をお届けするまでの物流業務(倉庫内でのピッキング、個包装、宅配便の発送代行、返品管理など)の受け皿としても機能しています。